ビジネスウィーク誌がセカンドライフを特集で紹介

 社会生活シミュレーション「セカンドライフ」がビジネスウィーク誌最新号の表紙を飾り、特集で紹介されています。オンライン版を無料で読むことができ、ポッドキャスティングも配信されています。
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Businessweek: Cover Story “My Virtual Life”
http://www.businessweek.com/magazine/content/06_18/b3982001.htm?chan=tc?campaign_id=rss_tech
下記の写真は、先週開催された、セカンドライフ世界のNew Media Consotiumのオープンキャンパスイベントの時のスナップショットです。このイベントの模様は、こちらで紹介しています。
セカンドライフのバーチャルキャンパス

セカンドライフのバーチャルキャンパス



(左:キャンパス中央の屋外ステージ、右:工作用オープンスペース)
なお、セカンドライフを提供しているリンデンラボ社より、先月、ベンチャーキャピタルより1100万ドルの資金調達に成功したとアナウンスがありました。主な資金の用途は日本語版とドイツ語版の開発に充てるということで、そう遠くないうちに、日本語版が利用可能になるかもしれません。

Gamasutraインタビュー記事

少し前にGamasutraの記者から受けた、日本のシリアスゲーム関連の状況についての
インタビューの記事がGamasutraのシリアスゲームニュースサイトにて掲載されました。
Gamasutraの記事
http://www.gamasutra.com/php-bin/news_index.php?story=8960
The State Of Serious Games In Japan(インタビュー全文)
http://seriousgamessource.com/features/feature_041806_sg_japan.php

Games for Health Day

5月9日にロサンゼルスにて、「Games for Health Day」が開催されます。
この週に開催されるE3の前に参加できる日程となっています。
May 9, 2006 :: E3 Expo Week :: Los Angeles, California
Davidson Executive Conference Center
3415 South Figueroa Street :: Los Angeles, California 90089
主なセッション内容:
・ゲームを利用したヘルスケアコミュニケーション
・軍事医療、救急医療とゲーム
・サイコセラピーとトラウマ治療
・苦痛軽減へのゲーム利用
・がん治療
・認知トレーニングゲーム
・市販ゲームの利用とエクサゲーミング
参加方法:
一般からの参加は参加料99ドル。下記のサイトで申込できます。
http://www.acteva.com/booking.cfm?bevaid=107672
メディアからの参加も受け付けており、メディアパスの申込はBeth Bryant (bbryant@dmill.com) まで。

シリアスゲームデザインコンテスト

12月4-7日にフロリダ州オーランドで開催されるI/ITSECカンファレンスにて、第一回「Serious Games Showcase and Challenge」が行なわれます。I/ITSECは、世界各国から16000人以上が参加するシミュレーション&トレーニング分野で世界最大級のカンファレンスです。このイベントは、学生、フリーのゲーム開発者、小規模のゲーム会社を対象にした、シリアスゲームデザインコンテストです。MODゲームとオリジナルゲームの2カテゴリーで、それぞれ学生部門と、個人&スモールビジネス部門の計4部門で競われます。
エントリー〆切は7月31日です。
ルール等詳細はSerious Games Showcase and Challengeのウェブサイト(http://www.sgschallenge.com/)でご確認ください。

シリアスゲームサミットGDCレポート

 RBB Todayに寄稿した今回のシリアスゲームサミットレポートが掲載されました。
GDC2006 シリアスゲームサミットレポート(RBB Today)
http://www.rbbtoday.com/column/seriousgames/20060404/
 このコラムでは、今回のセッションの中からいくつかをピックアップしてレポートして、全体的な傾向を総括して、日本のシリアスゲームの状況にも少し触れています。

Games for Healthプロジェクト中間報告

 PopCapGamesがスポンサーとなって、頭脳の健康維持に有効なゲーム開発のための調査研究を行なっているGames for Healthプロジェクト中間報告がアナウンスされました。(Games for Healthのリリース)。
http://www.gamesforhealth.org/archives/000125.html
 調査の結果からは、「クロスワードパズルやチェスを日常的にプレイするなど、脳を適度に運動させる生活をしている人は、認知症やアルツハイマーなどにかかりにくい傾向にある」「認知的な運動だけでなく、社会的活動や身体的な運動も同じく重要」などのコンセンサスが見られる一方で、その運動が脳の機能に働きかけるメカニズムや、改善の過程や程度に関する詳細は明らかになっていない状況で、さらに厳密な実証研究が必要だということがわかってきました。
 
 従来はワークシートやカード式教材として出されていた製品が、デジタルゲームメディアに置き換えられて製品化される例や、市販のパズルゲームを頭の体操に利用して、機能改善が見られた例などが報告されており、ニンテンドーDSの「脳を鍛える大人のDSトレーニング」などの例も調査の中で取り上げられています。現在、認知機能の維持・向上とゲームに関連する基礎研究の文献調査を行なっている段階で、今後は専門家へのインタビュー等も計画されています。同プロジェクトで蓄積されたリソースは、この分野でのゲーム開発に取り組む開発者のために一般公開されます。

CMPのシリアスゲームリソースサイト

GamasutraやGDCの運営を行なっているCMPによるシリアスゲームリソースサイト「Seriousgamessource.com」が開設されました。
Seriousgamessource.com
http://www.seriousgamessource.com/
Gamasutraに掲載されたシリアスゲーム関連記事の他、求人情報、プロジェクト情報、講義録のオンライン販売なども今後掲載されていくようです。

Games for Healthレポート(4)

 南カリフォルニア大学研究員の別府文隆さんによる、Games for Healthカンファレンスレポートの最終回が株式会社シナジーのウェブサイトに掲載されました。
シリアスゲームジャパン藤本徹氏インタビューと今後の展望http://syg.co.jp/seriousgame/gfh4_1.html
今回はこれまでのカンファレンスレポートを受けて、まとめのような形で藤本へのインタビューを中心とした構成になっています。

スクウェア・エニックスと学研、シリアスゲーム事業参入

 スクウェア・エニックスと学研が、シリアスゲーム事業で提携して、新会社「SGラボ」を設立を設立したというニュースが各メディアでニュースとなっています。シリアスゲームに関するニュースが、ゲーム専門メディア以外でニュースとして取り上げられたのは、これがおそらく初めてだと思います。ゲーム業界大手企業が、シリアスゲーム開発を明確に意識した形で事業参入するのも同社が最初です。オンライン記事の主なところを集めてみました。
(ゲーム情報専門サイト)
スクウェア・エニックスと学研、シリアスゲーム事業で提携、専門の新会社「SGラボ」を設立(Impress Game Watch)
http://watch.impress.co.jp/game/docs/20060322/sglab.htm
「学び」をゲームに──「シリアスゲーム」市場開拓へスクエニと学研が提携(+D Games)
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0603/22/news065.html
スクウェア・エニックスと学研,シリアスゲーム事業で業務提携(4Gamer)http://www.4gamer.net/news.php?url=/news/history/2006.03/20060322214945detail.html
(一般ニュースメディア)
スク・エニと学研、学習・職業訓練ソフト開発で提携(Nikkei Net)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060322AT1D200DA21032006.html
スクエニと学研:学習・啓蒙ソフト会社 共同設立へ(毎日インタラクティブ)
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/solution/news/20060322org00m300102000c.html
(海外のゲーム情報専門サイト)
Square Enix gets serious(Gamespot)
http://www.gamespot.com/news/6146444.html
(プレスリリース)
スクウェア・エニックス(PDF形式)
http://www.square-enix.com/jp/company/j/news/2006/download/release_060322.pdf
学研
http://www.gakken.co.jp/news/20060322.html
ゲーム業界大手のスク・エニ社の参入は、海外のシリアスゲームコミュニティでも歓迎されており、さっそくSerious Games Webサイトでも記事となっています。
Congratulations to Square Enix on SG Lab(Serious Games)
http://www.seriousgames.org/archives/000122.html
今後、このニュースは国内外にさらに広まり、大手ゲーム会社各社のシリアスゲームに関連した経営判断に影響を与えることになると思われ、さらなるプレイヤーのシリアスゲーム事業への参入が期待されます。

シリアスゲームサミットDCストリーミング

rhoshinoさんから、次のような情報を提供していただきました。ありがとうございます。
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CMPのストリーミングサービスGDCTVにシリアスゲームサミットDCの講演も追加されています。フードフォース、Hazmat、BioWareのコミュニティ戦略など7セッションが登録するだけで無料で見られます。
GDCTV
http://www.pqhp.com/cmp/gdctv/