Games for Healthプロジェクト中間報告

 PopCapGamesがスポンサーとなって、頭脳の健康維持に有効なゲーム開発のための調査研究を行なっているGames for Healthプロジェクト中間報告がアナウンスされました。(Games for Healthのリリース)。
http://www.gamesforhealth.org/archives/000125.html
 調査の結果からは、「クロスワードパズルやチェスを日常的にプレイするなど、脳を適度に運動させる生活をしている人は、認知症やアルツハイマーなどにかかりにくい傾向にある」「認知的な運動だけでなく、社会的活動や身体的な運動も同じく重要」などのコンセンサスが見られる一方で、その運動が脳の機能に働きかけるメカニズムや、改善の過程や程度に関する詳細は明らかになっていない状況で、さらに厳密な実証研究が必要だということがわかってきました。
 
 従来はワークシートやカード式教材として出されていた製品が、デジタルゲームメディアに置き換えられて製品化される例や、市販のパズルゲームを頭の体操に利用して、機能改善が見られた例などが報告されており、ニンテンドーDSの「脳を鍛える大人のDSトレーニング」などの例も調査の中で取り上げられています。現在、認知機能の維持・向上とゲームに関連する基礎研究の文献調査を行なっている段階で、今後は専門家へのインタビュー等も計画されています。同プロジェクトで蓄積されたリソースは、この分野でのゲーム開発に取り組む開発者のために一般公開されます。