投稿者「tfuji」のアーカイブ

シリアスゲームUstream報告会のお知らせ(7月3日開催)

IGDA日本とCLG(Community for Learning and Games)研究会の共催で、シリアスゲームをテーマとしたUstream報告会が7月3日(火)に開催されます。シリアスゲームジャパン代表の藤本徹が6月18~20日に開催されたGames for Change Festivalの模様について報告します。

海外でのシリアスゲームやゲーミフィケーションの動向についての話題が中心ですので、この分野に関心をお持ちの方はぜひご覧ください。なお、Games for Change Festivalの主要な講演は、公式サイト( http://www.gamesforchange.org/ )でストリーミング視聴可能です。

<放送日時>
2012年7月3日(火) 18:30-20:00(予定)
アドレス(予定):
http://www.ustream.tv/channel/igda-test-1110

ミシガン州立大学がシリアスゲームデザインの認定プログラムをオンラインで提供開始

 シリアスゲームデザインの修士課程プログラムを提供しているミシガン州立大学で、この2012年秋学期から、オンラインでの大学院修士レベルの認定プログラムが提供開始されます。

 このプログラムでは、3科目を取得することで、「Serious Games Design and Research」の修了認定書が取得できます。州外(海外)からの学費は、1科目あたり2200ドルほどで、修了までに50~60万円程度かかるそうです。毎年20名の定員で募集されており、日本からも完全オンラインで履修できます。科目は「ゲーム・インタラクションデザイン概論」、「ユーザー理解」、「シリアスゲームの基礎」といった内容で構成されています。

ミシガン州立大学のプログラム紹介ページ:
http://seriousgames.msu.edu/?page_id=8

プログラムで提供されている科目:
Theories of Games and Interaction for Design
(3 credits, fall semesters beginning fall 2012)
Theories of mediated interaction including communication, learning, health, global and local development, and social justice to inform the design of social systems, games, and media products.

TC 841 Understanding Users
(3 credits, fall semesters, beginning fall 2013)
Research methods used by design teams for asking and answering questions related to digital media arts and technology-before, during, and after design of creative work. The design goals and the design prototype are tested to guide development and evaluate effectiveness.

TC 830 Foundations of Serious Games
(3 credits, spring semesters, beginning spring 2013)
Rationales, principles, processes and pedagogies for serious game design. Applications of serious game genres and simulations. Funding and distribution.

ゲーミフィケーションカンファレンス2012(6月28日)

6月28日には「ゲーミフィケーションカンファレンス2012」で、「ゲーム研究的な視点から見たゲーミフィケーション(仮)」と題したセッションで、シリアスゲームジャパン代表の藤本がパネリストとして登壇します。海外からのスピーカーも多く招聘されており(同時通訳付)、ゲーミフィケーションにおける最新動向や各種事例をキャッチアップするために適したプログラムが予定されています。

—-
「ゲーミフィケーションカンファレンス2012」
日時: 2012年6月28日(木)10:30~19:00(開場10:00)
定員: 250名
会場: ヤフー株式会社セミナールーム(東京ミッドタウン)
費用: 25,000円(税込)
主催: ゲーミフィケーションカンファレンス運営委員会

プログラムの詳細・参加申込は、カンファレンス公式ウェブサイトをご参照ください。
http://gconference.jp/

日経BP社主催「ゼロから学ぶゲーミフィケーション最新活用セミナー」(5月30日)

5月30日に、日経BP社主催の「マーケティング最前線 ゼロから学ぶゲーミフィケーション最新活用セミナー」が開催されます。シリアスゲームジャパン代表の藤本より「概論・ゲーミフィケーションの姿をこうつかめ」と題した講演を行います。ゲーミフィケーショントレンド分析、ケーススタディ、ワークショップなどの内容で、マーケティング分野でこれからゲーミフィケーションについて学んで活かしていこうという方向けのプログラムが予定されています。


セミナー開催概要:
「最前線 ゼロから学ぶゲーミフィケーション最新活用セミナー」
日時:2012年5月30日(水) 13:00~17:20
会場:JA共済ビル カンファレンスホール (東京・永田町)
主催:日経BP社
協力:IGDA日本(SIG-ARG)
受講料:19800円(税込)
セミナーの詳細・参加申込は、下記セミナー案内サイトをご参照ください。
http://expo.nikkeibp.co.jp/gamifi/

シリアスゲームに関するUstream報告会(5月29日)

来週、5月29日の18時30分より、IGDA日本の小野代表とシリアスゲームジャパンの藤本の2名で、Ustreamでシリアスゲームの欧州事情に関するトークライブを行います。

フランス・リール地方におけるゲーム関連企業・CGプロダクション・教育機関などの視察ツアーについてのご報告を小野さんから話題提供していただき、欧州のシリアスゲーム・ゲーミフィケーション最新事情についてディスカッションする予定です。

シリアスゲームの国際カンファレンス「e-virtuoses」
http://www.e-virtuoses.net/uk/home.html
に小野さんが参加されるとのことで、カンファレンスの模様などを伺って、日米欧のこの分野の違いのようなところなどお話ししたいと思います。

開催概要:
「シリアスゲームの国際カンファレンス「e-virtuoses」Ustream報告会」

日時:
2012年5月29日(火) 18:30-20:00(予定)

Ustreamアドレス:(予定)
http://www.ustream.tv/channel/igda-test-1110

出演:
小野憲史(IGDA日本) 藤本徹(東京大学)

主催:
国際ゲーム開発者協会(IGDA)日本
CLG(Community for Learning and Games)研究会

九州大学シリアスゲームプロジェクト国際シンポジウム(3月2日)開催のお知らせ

3月2日(金)に九州大学シリアスゲームプロジェクト国際シンポジウムが開催されます。
同プロジェクトによる3年間の活動成果の報告と、基調講演やパネルディスカッションが行われます。
シリアスゲームジャパン代表の藤本もパネリストとして参加します。ぜひご参加ください。

—-以下、主催者ウェブサイトより転載
九州大学シリアスゲームプロジェクト国際シンポジウム
「魅せる!ゲームのちから。シリアスゲームがひらく新しい未来」

このたび九州大学シリアスゲームプロジェクトでは、3年に渡るプロジェクトの最終年度を締めくくる国際シンポジウムを開催いたします。活動当初はシリアスゲームという言葉は殆ど知られていませんでしたが、最近では「ゲーミフィケーション」というキーワードと共に、ゲームの人を夢中にさせる要素を他分野へ応用するという考えが急速に広まり、シリアスゲームにもより注目が集まってきました。今回はプロジェクト報告の他、オランダから国際動向をお届けする基調講演、またゲームメソッドによるコンサルティングサービス「スペシャルフラッグ」の代表でもあられる株式会社バンダイナムコゲームスの一木裕佳氏と、日本のシリアスゲーム研究の第一人者、東京大学の藤本徹氏を迎えてのトークセッションを予定しており、どれも見逃せない内容となっています。皆さまぜひ奮ってご参加下さい。
参加費は無料、事前登録制となっています。こちらの申込フォームより申込をお願いいたします(締切:2/29)

日時:  2012年3月2日(金)14:30?18:00 (開場受付14:00)
場所:  アクロス福岡 1F円形ホール
福岡市中央区天神1-1-1      
定員:  140名 (事前申込制 ・ 定員になり次第締切)
会費:  無 料
主催:  福岡市 九州大学大学院芸術工学研究院

参加申し込み、開催詳細は下記をご参照ください。
http://macma-lab.heteml.jp/sgp_official_website/main/news/#83

DiGRA Japan年次大会でのゲーム・フォー・ヘルスセッション

前のエントリーでご紹介しました、日本デジタルゲーム学会2011年度年次大会(立命館大学衣笠キャンパスで開催)では、大会2日目の2月26日の午前に、医療と介護に関するゲーム研究、「ゲーム・フォー・ヘルス(Games for Health)」セッションが行われます。

次の6本の発表が予定されています。

9:00-10:30 ゲームフォーヘルス(1)(ゲームと介護)
「高齢者におけるKINECTを用いたレクレーション活動に見る一考察:異世代交流とゲーム療法確立を射程とした検証とその展望」
中村彰憲(立命館大学映像学部),真辺一範(関西学院大学大学院),堀池拓実,京井勇樹(立命館大学映像学部)

「バーチャルリアリティを応用した運動療法の試み IV. 開発したビデオ・ゲーム対する身体運動反応」
福留清博(鹿児島大学医学部保健学科),秦一貴,平田敦志(鹿児島大学大学院保健学研究科),上嶋明,大倉和朗(岡山理科大学工学部),柳田信彦(鹿児島大学医学部保健学科),西智宏,川井田豊,前田誠(鹿児島大学大学院保健学研究科)

「バーチャルリアリティを応用した運動療法の試み III. 市販ビデオ・ゲーム対する運動反応の定量化」
平田敦志(鹿児島大学大学院保健学研究科),福留清博(鹿児島大学医学部保健学科),秦一貴,西智洋,川井田豊,前田誠(鹿児島大学大学院保健学研究科),米和徳(鹿児島大学医学部保健学科)

10:40-12:10 ゲームフォーヘルス(2)(ゲームと医療)
「長期服薬患者の服薬支援システムの検討」
遠田裕貴,戸田健(日本大学理工学部),尾崎信耶(日本大学大学院理工学研究科)井手口直子,高木彰子(帝京平成大学薬学部),宮木智子,南部恵子(株式会社新医療総合研究所)

「服薬アドヒアランス向上のための患者教育支援ツールの検討」
川崎涼平 1),戸田健 1),尾崎信耶 2),井手口直子 3),高木彰子 3),宮木智子 4),南部恵子 4)    1) 日本大学理工学部電気工学科,2) 日本大学大学院理工学研究科,3) 帝京平成大学薬学部,4) 株式会社新医療総合研究所    服薬アドヒアランス向上のための患者教育支援ツールの検討

「服薬支援のための患者-薬剤師間インタラクティブコミュニケーションシステム」
戸田健(日本大学理工学部電気工学科),尾崎信耶(日本大学大学院理工学研究科),井手口直子 (帝京平成大学薬学部),宮木智子,南部恵子,池田恵子(株式会社新医療総合研究所)

参加費や参加方法等の詳細は、下記DiGRA Japanウェブサイトをご参照ください。
https://www.digrajapan.org/modules/news/article.php?storyid=376

DiGRA Japan年次大会でのゲーミフィケーションセッション

今月、2月25日(土)、26(日)に、日本デジタルゲーム学会2011年度年次大会が立命館大学衣笠キャンパスで開催されます。

デジタルゲーム研究に関する研究発表や講演などの各種セッションが多数企画されており、26日午後には「ゲーミフィケーション」関連のセッションが行われます。

まず、26日13時から、特別公開シンポジウム「ゲーミフィケーションとは何か」が開催されます。日本デジタルゲーム学会会長の細井浩一教授をモデレータに、パネリストとして、「ゲーミフィケーション」著者の井上明人氏(国際大学GLOCOM助教)、「ソーシャルゲームはなぜハマるのか」著者の深田浩嗣氏(株式会社ゆめみ代表取締役)、「幸せな未来はゲームが創る」共訳者としてシリアスゲームジャパン代表の藤本が参加します。

シンポジウムに引き続いて、一般発表の「ゲーミフィケーショントラック」で、次の6本の発表が行われます。

14:40-16:10 ゲーミフィケーション(1)
「ゲーム要素を用いた教材開発と学校での実践事例」
大森雅之,片岡宏隆,木谷紀子(ベネッセコーポレーション),八重樫文(立命館大学経営学部),サイトウ・アキヒロ,細井浩一(立命館大学ゲーム研究センター(RCGS))

「大学教育における「クエスト型授業」の開発と実践」
藤本徹(東京大学大学院情報学環)

「教育×ゲーミフィケーションで「続けたくなる勉強」に!」
古野了大(ベネッセコーポレーション)

16:10-17:50 ゲーミフィケーション(2)
「ウォーゲーミングの政治的活用-デジタル化による新領域開拓の実態-」
蔵原大(世界史研究会運営委員

「ゲームインターフェースで解く受験数学へのアプローチ」
市川貴晃,柴田進介,大石勇輝,黒田拓也,山口龍馬,大山慎司,野元雄太,宮澤篤(東京工芸大学芸術学部ゲーム学科)

「ゲームジャンルが題材に与える心理的効果に関する検討-歴史を題材としたゲームを用いて-」
福山佑樹(早稲田大学人間科学研究科)渡辺貴大(早稲田大学人間科学部),森田裕介(早稲田大学人間科学学術院)

特別シンポジウムのみの参加は無料ですが、事前登録が必要です。会場の席数の制限があるのでご希望の方はお早めにお申し込みください。

参加費や参加方法等の詳細は、下記DiGRA Japanウェブサイトをご参照ください。
https://www.digrajapan.org/modules/news/article.php?storyid=376

ゲーミフィケーションの番組とイベントのお知らせ(1月25日)

最近告知関係が後手後手に回ってしまって申し訳ないのですが、明日「ゲーミフィケーションパーティナイ」というUstイベントに代表藤本が出演しますので、ご関心ある方はどうぞご覧ください。

ゲーミフィケーションに関わる本の著者が一同に会す夜
ゲーミフィケーション・パーティナイ(Gamification Party Night)
http://www.s-dogs.jp/dgame/Event/radio01.html

主宰:Gamification Party Night実行委員会
日時:1月25日(水) 19:00~21:30
放送内容:
19:00~ オープニング・トーク
19:30~ プレゼンテーション「ゲーミフィケーションとは何か?」(井上明人)
20:00~ ディスカッション「ゲーミフィケーションを語りつくす!!」(藤本徹/井上明人/松井悠)
20:45~ ディベート「ゲスト vs Ustream視聴者」
21:20~ クロージング・トーク
ハッシュタグ:
#ゲーミフィケーション
Ustream中継:
http://p.tl/OcHT

同じ時間帯に、「爆問学問」のシリアスゲームに続いて、明日1月25日にNHKの「クローズアップ現代」で「ゲームが人を突き動かす~広がる”ゲーミフィケーション”~(仮題)」というテーマでゲーミフィケーションが取り上げられる予定ですのでこちらも楽しみです。

NHK「クローズアップ現代」(19時30分~19時56分):ゲームが未来を救う!?~広がるゲーミフィケーション~
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/yotei/index.cgi

NHK「爆問学問」でシリアスゲームが取り上げられました

事前に告知しそびれてしまいましたが、先日1月19日にNHKの番組「爆笑問題のニッポンの教養」で、FILE171:「君はシリアスゲームを知っているか?」というタイトルでシリアスゲームが取り上げられました。

NHK「爆笑問題のニッポンの教養」FILE171:「君はシリアスゲームを知っているか?」番組紹介
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20120119.html

番組放送以降、シリアスゲームについてのツイートが急増していましたので、以下のツイートまとめを作成してみました。今も地上波の一般向けテレビ番組の波及力は大きいことが伺えますね。

1月17~24日の「シリアスゲーム」に関するツイート
http://togetter.com/li/246536