「eラーニング・ニューテクノロジーセミナー」(2/19)のお知らせ

来週、2月19日(木)に開催される「eラーニング・ニューテクノロジーセミナー」で、代表藤本が講演します。「テレビゲーム教育論」で議論している内容を中心に、学習者としてのデジタルネイティブについて話します。一般からの参加も可能だそうですので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
申込方法その他は、下記を案内ご参照ください。

第7回「eラーニング・ニューテクノロジーセミナー」(2月19日)開催のご案内 

日本イーラーニングコンソシアム(eLC)Value研究委員会では、日本ナレッジ・マネジメント学会と共同で、eラーニングに関連する ニューテクノロジーの話題を皆様にお届けし、eラーニング関連知識、ICT関連知識の強化に 役立てていただくため、ニューテクノロジーの連続セミナーを行っています。

第7回目の日程とテーマが下記のとおり決定いたしましたので、ご案内いたします。

皆様のご参加をお待ちしております。

        記

 ■日時:2009年2月19日(木) 14:00~16:45

  ※14:00~16:00:ニューテクノロジーセミナー、
   16:00~16:45:eLC「月例カンファレンス」の2部構成となっております。
   「月例カンファレンス」は会員限定のカンファレンスですが、
   一般の皆様へにご案内するプログラムも含まれておりますので、
   オブザーバとしてご参加いただく事が可能です。

 ■会場:キャンパス・イノベーションセンター東京2階「多目的室3」
   東京都港区芝浦3-3-6
   最寄駅:JR山手線・京浜東北線「田町駅」 徒歩1分
       都営三田線・浅草線「三田駅」 徒歩5分
       http://cic-hp.zam.go.jp/tokyo/access.php

 ■定員:40名

 ■参加費:一般 3,000円 ※eLC会員は無料

 ■申込方法:下記のURLにある「お申込フォーム」よりお申込ください
       http://www.elc.or.jp/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=c034

 ■申込締切:2009年2月17日(火) ※先着順とさせていただきます。
  ※同時に一般の有料参加受付も行いますので、お早めにお申し込みください。

 ■プログラム:

 ◆◆第1部:「第7回ニューテクノロジーセミナー」◆◆ (14:00~16:00)

 ◆講演タイトル:

 「ママ!ジャマしないでよ 勉強しているんだから」
  -「デジタルネイティブ」の学習者と「デジタル移民」の教育者

 ◆講師:シリアスゲームジャパン 代表 藤本 徹 氏

 ◆概要:

  今日の企業や学校の教育現場で起きている学習者と教育者の断絶は、 デジタルメディア社会で生まれ育った「デジタルネイティブ」と、歳を取ってからデジタル社会に渡ってきた「デジタル移民」の情報行動の違いに影響を受けているという側面があります。この講演では、「テレビゲーム教育論」 (マーク・プレンスキー著、藤本徹訳、東京電機大学出版局刊)で議論した テレビゲームと学習の話題を中心に、ゲームを切り口にして学習者としてのデジタルネイティブ像を理解し、それに対応した教育、eラーニングのあり方を考えていくための材料を提供します。

Games for Health Conference 2009 発表コンテンツ募集

今年6月11-12日にボストンで開催される「ゲームズ・フォー・ヘルス・カンファレンス2009」で、発表コンテンツ募集がアナウンスされています。
このカンファレンスでは、医療、ヘルスケア分野のシリアスゲームに関して40以上のセッションが行われます

下記のようなトピックに関連した発表内容を募集しています。
Effectiveness of Health Games
Exergaming & Rehabitainment
Health Behavior Change
Disease Management & Education
Public Health Messaging & Patient Communication
Cognitive Health
Training & Management Sims & Occupational Recruitment
Accessibility for Games & Disability focused Games
Epidemiology
Pain Distraction & Stress Relief
CyberPsychology
Entertainment Games About Health or Substantial Health Related Play
Health Effects of Games
First Responders & Mass Casualty Training
Medical Informatics & Health Data Collection
Virtual Patients
Interface & Visualization Applications
Personal Health & Electronic Medical Record Systems

発表ご希望の方はGames for Healthのウェブサイトからエントリーできます。詳細はウェブサイトの応募要項をご参照ください。発表者は同カンファンレンスのすべてのイベントに無料で参加できます。応募締切は2009年2月20日です。
なお、一般参加申込も、早期申込期限が2月14日までと締め切りが近付いてます(2月14日までは$379、以降$479から段階的に高くなります)。詳細は上記ウェブサイトのカンファレンス概要をご参照ください。

ウェブサイト移転と更新開始のお知らせ

シリアスゲームジャパンウェブサイトは、この seriousgames.jp に移転しました。

本日よりこちらのサイトで更新を開始いたします。
周知のため、旧サイトもしばらく運営しておりますが、新たな更新はしておりませんので、今後は当サイトをご利用ください。
これからもシリアスゲームジャパンをよろしくお願いいたします。

シリアスゲームフォーラムのご案内

 今回は、2月10日に開催するシリアスゲームフォーラムのご案内です。
 このフォーラムは、不定期でシリアスゲームの個別テーマで講演や議論を行い、シリアスゲームに関する理解を深めることを趣旨とした、小規模なシリアスゲーム勉強会です。スリーロック株式会社のご協力をいただいて、今回試行的に第1回目を開催できる運びとなりました。
 今回のテーマは「シリアスゲームと経営シミュレーション」と題して、経営教育に関連したシリアスゲーム、シミュレーション製品の事例を取り上げながら、研究者、開発者、ユーザーの枠を越えて、経営教育におけるシミュレーション利用の課題や今後の可能性を議論します。
シリアスゲーム・フォーラム「シリアスゲームと経営シミュレーション」
日時: 2009年2月10日(火) 18:00〜20:00 (開場17:45)
内容:
・講演「シリアスゲームの視点で見る経営シミュレーション」(スピーカー:藤本 徹)
・ディスカッション「効果の高い経営シミュレーション利用法とは」
場所: スリーロック(株) 4Fセミナールーム
(小田急線・千代田線代々木上原駅前)
会費: 2000円(学生:1000円) ※当日会場にてお支払いください
定員: 15名(申し込み多数の場合は先着順)
主催: スリーロック株式会社、シリアスゲームジャパン
開催概要詳細とアクセスはこちらをご参照ください (PDF)
http://www.3rockconsulting.com/annai/annai/2009/seriousgameforum.pdf
参加申込はこちらのフォームからご登録ください。
https://fs222.formasp.jp/c637/form2/
 なお、今回主催のご協力をいただいているスリーロック株式会社は、世界のトップMBAスクールなどで長年に渡り利用されている経営シミュレーションソフトウェア「マークストラット」をはじめとするコンピュータシミュレーション製品と関連教育サービスを提供されているビジネスコンサルティング会社です。
スリーロック株式会社
http://www.3rockconsulting.com/

今年の主なシリアスゲーム関連海外イベント

 2009年も、海外で数多くのシリアスゲーム関連イベントが開催されます。現段階でわかっている範囲ですが、下記に一覧を作成しましたのでご紹介します。
 5回目、6回目と回数を重ねてきたイベントもあり、新たに始まったものもあります。あちこちで日程が重なっているものも出てきました。教育系、テクノロジー系のイベントでシリアスゲームの小トラックがあるものも含めればかなりの数に上りますが、ここでは、シリアスゲームやデジタルゲーム学習が主要なテーマとして扱われている(またはセッションのボリュームが多そうな)イベントを取り上げています。また情報を入手次第、随時当サイトイベント情報欄にてアップデートしていきます。
Serious Games Conference 
March 4, 2009
Hannover, Germany
http://www.seriousgames-conference.de/
Engage! Expo 
March 10-11, 2009
New York, NY
http://www.engageexpo.com/
Game Based Learning 2009
March 19-20, 2009
London, UK
http://www.gamebasedlearning2009.com/
1st IEEE Int. Conf. in Games and Virtual Worlds for Serious Applications
March 23-24, 2009
Coventry, England, UK
http://www.vs-games.org.uk/
Serious Games Summit at GDC
March 23-24, 2009
San Francisco, LA
http://www.gdconf.com/conference/sgs.html
6h Annual Games for Change Festival
May 27-29, 2009
New York, NY
http://www.gamesforchange.org/fest2009
Games, Learning and Society Conference
June 10-14, 2009
Madison, WI
http://www.glsconference.org/2009/
Games for Health Fifth Annual Conference 2009
June 11-12, 2009
Boston, MA
http://www.gamesforhealth.org/archives/000250.html
4th International Conference on eLearning and Games
August 9-11, 2009
Banff, Canada
http://www.ask4research.info/edutainment/2009/
ModSim World
October 13-16, 2009
Hampton, Virginia, USA
http://www.modsimworld2008.com/

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産経新聞にシリアスゲーム記事掲載:記事リンク

 先日お知らせしました、産経新聞の記事掲載の件、ウェブサイトにも記事が掲載されていますのでご紹介します。
 SGラボの地震対策啓発ソフト、東京大学のオンラインゲームの教育利用研究プロジェクト、海外での動向などが紹介されています。
ゲームで社会問題を解決 高い教育効果、進む研究や開発(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/life/education/090115/edc0901150813000-n1.htm

SGラボが地震対策啓発ソフトを発売

 少し紹介が遅くなりましたが、SGラボが12月20日に地震対策啓発ソフト「D-Moment(Dモーメント)~巨大地震編」を発売しました。

 この「D-Moment 〜巨大地震編〜」は、東京工業大学都市地震工学センター特任教授梶秀樹氏監修のもと制作され、地震発生から二次災害被災に至るまでの対処方法や危機回避方法など、地震に関するさまざまな実践的知識をストーリーを楽しみながら学べる内容になっています。
 ノベルゲーム形式のパソコン用ソフトで、重要な判断が求められる場面で選択肢が提示され、プレイヤーが意思決定をしながらストーリーが展開します。プレイヤーの判断が正しいかなぜ誤っているかが解説されるほか、登場するキャラクターとの会話中に出てくる用語や重要なポイントは、その場で解説を参照することもできます。500項目以上の地震関連Tipsが扱われており、Tips一覧のプリントアウトや携帯電話での閲覧もできるそうです。
 同社では“大人の知的エンターテインメントソフト”と呼んでいるように、大人がエンターテインメントとして楽しめるように作られており、ストーリーとして純粋に楽しみながら、ストーリーの中に織り込まれた知識に触れることができます。製品のシリアルカードは、避難の心得が書かれていて防災カードとして携帯できるようになっており、災害時に自分の居場所を知らせる防災用ホイッスル「”アイムヒア”ホイッスル」も同梱されています。オンラインストアのAmazon.co.jpで発売中です。
 SGラボはスクウェア・エニックスグループのシリアスゲーム専業メーカーで、これまで企業や団体のウェブサイト向けのアドバゲームの開発などを手掛けてきており、本作品は一般向け製品第一弾です。今後も同社プロデュース作品が制作進行中とのことで、今後の同社の展開が楽しみです。

産経新聞にシリアスゲーム記事掲載

 明日1月15日付の産経新聞紙面にシリアスゲームに関する記事が掲載されるとのことです。
先日藤本が取材を受けた記者さんからの情報です。国内のシリアスゲーム有識者に取材して、シリアスゲームの海外、国内動向を記事にしているとのことです。
追記:掲載日を一日間違えてましたので修正しました。

日韓国際シンポジウム「オンラインゲームの教育利用」開催

 12月20日に東京大学で日韓国際シンポジウム「オンラインゲームの教育利用〜なぜオンラインゲームは教育に役立つのか?」が開催されました。
 シンポジウムの詳しい模様は、ゲーム系メディア各紙で記事が出ていますので、下記の記事をご参照ください。
日韓の国際的なゲーム研究者が成果を発表、オンラインゲームは教育に役立つのか?(ファミ通.com)
東大、日韓国際シンポジウム「オンラインゲームの教育利用」を開催 (GameWatch)
オンラインゲームを教育に役立てる? 日韓のゲーム研究者によるシンポジウムが開催(4Gamer.net)
オンラインゲーム:教育への活用、日韓で初のシンポ(毎日まんたんウェブ)
なお、代表藤本の個人的なコメントは個人ブログの方に書きましたので、下記をご参照ください。
日本のシリアスゲーム研究、今後の課題(Antherway)

秋田大学特色GPイベント「デジタルゲームを教室へ−「遊び」と「学び」のハーモニー」

 12月21日に秋田大学で、体験セッション&シンポジウム「デジタルゲームを教室へ−「遊び」と「学び」のハーモニー−」が開催されます。このイベントは、秋田大学教育文化学部の特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)「ゲーミング・シミュレーション型授業の構築」の一環として行われます。
 ゲームの体験セッションやプロジェクトの研究成果発表ポスターセッション、産学の識者が参加したディスカッションなどが行われるようです。詳細は下記開催概要をご覧ください。

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