秋田大学特色GPイベント「デジタルゲームを教室へ−「遊び」と「学び」のハーモニー」

 12月21日に秋田大学で、体験セッション&シンポジウム「デジタルゲームを教室へ−「遊び」と「学び」のハーモニー−」が開催されます。このイベントは、秋田大学教育文化学部の特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)「ゲーミング・シミュレーション型授業の構築」の一環として行われます。
 ゲームの体験セッションやプロジェクトの研究成果発表ポスターセッション、産学の識者が参加したディスカッションなどが行われるようです。詳細は下記開催概要をご覧ください。


開催概要(主催者案内より転載)

体験セッション&シンポジウム2008
   「デジタルゲームを教室へ−「遊び」と「学び」のハーモニー−」
日時 2008年12月21日(日曜日)9時30分から16時30分
場所 秋田大学教育文化学部(3号館ピロティが受付です)
010-8502 秋田市手形学園町1-1
参加費無料,一般市民,高校生の参加を歓迎します
体験セッション(9:30-12:00) 
 第1セッション 体感系ゲーム(Wii、Playstation等)教育文化学部4-111室
担当 武内恵美子,長澤光雄
 第2セッション ポータブル系ゲーム(DS Lite、PSP等)教育文化学部3-146室
担当 井門正美
 第3セッション ボード系ゲーム(各種ボードゲーム)教育文化学部3-150室
担当 島澤諭、篠原秀一
ポスターセッション(13:00-14:30)
 学生・院生・教員によるゲーム研究・実践報告
シンポジウム「デジタルゲームを教室へ−「遊び」と「学び」のハーモニー」
(14:45-16:30)
コーディネーター:
井門正美(秋田大学)
シンポジスト:
石川泰志(株式会社SGラボ)
川上申之介(神戸情報大学院大学)
白井宏明(横浜国立大学)
森 隆司 (株)スクウェア・エニックス)
武内恵美子(秋田大学)
<体験セッション&シンポジウム2008「デジタルゲームを教室へ−「遊び」と 「学び」のハーモニー−」のねらい>
 これまで、デジタルゲームは、家庭や学校で悪者扱いされる場合が多かった と思います。しかし、昨今、デジタルゲームは、単にゲームマニアや若者たち だけを対象にするものや、遊びや娯楽をテーマとしたものばかりではなくなっ ています。
 幅広い世代を対象として、老若男女、誰もが楽しみ生活に活かすことのでき るもの、また、遊び心や娯楽性を押さえながらも生活に役立つもの、実用性の あるものがここ数年急速に増えてきています。そして、デジタルゲームの媒体 となるゲーム機器も、街角やゲームセンターにあるアーケードゲーム機のみな らず、家庭用パーソナルコンピュータ、携帯電話、ポータブルゲーム機など、 多種多様なものが普及しています。
 このような状況の中で、私たちは、今日のデジタルゲームの利点を活かし て、もっと教育や学習に活用できのではないかと考え、「デジタルゲームを教 室へ −「遊び」と「学び」のハーモニー−」と題して、体験セッションとシ ンポジウムを開催することにしました。
 当日は、これまで、私ども教員や学生、大学院生が、取り組んできたデジタ ルゲームを,実際に体験を交えて紹介し、デジタルゲームをどのように教育や 学習に活用できるのか、第一線のゲーム制作者やゲーム研究者と共に参加者の 皆さんとシンポジウムで議論したいと思います。
 また、デジタルゲームと併せて、従来からあるボードゲーム(アナログゲー ム)も紹介しますので、多くの方々の参加をお待ちしています。
秋田大学特色GP「ゲーミング・シミュレーション型授業の構築」ウェブサイト
http://bonden.is.akita-u.ac.jp/