Cases – in Japan」カテゴリーアーカイブ

PSP用ゲーム『絶体絶命都市3 -壊れゆく街と彼女の歌-』4月23日発売

地震で崩壊した街の中で、知恵と勇気と思いやりを駆使してさまざまな困難を乗り越えて生き抜き、脱出を目指すサバイバル・アクションアドベンチャーゲーム『絶体絶命都市3 -壊れゆく街と彼女の歌-』がアイレムソフトウェアエンジニアリング株式会社から2009年4月23日に発売される。

公式サイト

ゲームを進めていくと手に入れられる「災害マニュアル」が用意されており、ゲームの攻略に必要となるだけでなく、実際の災害時に役立つ知識が豊富に盛り込まれているとのこと。防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏が監修しており、万一地震に遭遇した場合には、PSPを持って逃げれば大丈夫!?

福岡市がシリアスゲームを開発へ ~地元のゲーム会社や大学と連携

西日本新聞社の記事によると、福岡市が新年度に市の予算約4,000万円を投じて、環境問題などをテーマにしたシリアスゲームのタイトルを開発するそうです。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/82462

欧米においては公共部門でのシリアスゲーム開発の事例は多いですし、日本でも特に市場が立ち上がろうとしている今のタイミングにおいては、公共部門が一定の資金を投じて孵化器の役割を果たすことは重要でしょう。

完成後はWebで公開するとのことですので、年度末くらいになるのでしょうが、さわってみるのが今から楽しみです。

#東京でもやってくれないかねぇ...

SGラボが地震対策啓発ソフトを発売

 少し紹介が遅くなりましたが、SGラボが12月20日に地震対策啓発ソフト「D-Moment(Dモーメント)~巨大地震編」を発売しました。

 この「D-Moment 〜巨大地震編〜」は、東京工業大学都市地震工学センター特任教授梶秀樹氏監修のもと制作され、地震発生から二次災害被災に至るまでの対処方法や危機回避方法など、地震に関するさまざまな実践的知識をストーリーを楽しみながら学べる内容になっています。
 ノベルゲーム形式のパソコン用ソフトで、重要な判断が求められる場面で選択肢が提示され、プレイヤーが意思決定をしながらストーリーが展開します。プレイヤーの判断が正しいかなぜ誤っているかが解説されるほか、登場するキャラクターとの会話中に出てくる用語や重要なポイントは、その場で解説を参照することもできます。500項目以上の地震関連Tipsが扱われており、Tips一覧のプリントアウトや携帯電話での閲覧もできるそうです。
 同社では“大人の知的エンターテインメントソフト”と呼んでいるように、大人がエンターテインメントとして楽しめるように作られており、ストーリーとして純粋に楽しみながら、ストーリーの中に織り込まれた知識に触れることができます。製品のシリアルカードは、避難の心得が書かれていて防災カードとして携帯できるようになっており、災害時に自分の居場所を知らせる防災用ホイッスル「”アイムヒア”ホイッスル」も同梱されています。オンラインストアのAmazon.co.jpで発売中です。
 SGラボはスクウェア・エニックスグループのシリアスゲーム専業メーカーで、これまで企業や団体のウェブサイト向けのアドバゲームの開発などを手掛けてきており、本作品は一般向け製品第一弾です。今後も同社プロデュース作品が制作進行中とのことで、今後の同社の展開が楽しみです。

SGラボ制作のアドバゲーム「〜伝説の烏龍茶〜大紅袍物語ゲーム」

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 SGラボがサントリーより受注して企画・制作したノベル形式のアドベンチャーゲーム「〜伝説の烏龍茶〜大紅袍物語ゲーム」が配信開始されました。
 このゲームはSGラボがサントリー向けに提供するアドバゲーム第二弾で、ウーロン茶発祥の地、中国福建省の武夷山を舞台にしたノベル形式のアドベンチャーゲームです。ウーロン茶の中でも“茶王”と称される「大紅袍」をテーマに、ストーリーを楽しみながらウーロン茶に関する知識に触れることができる内容になっています。
 SGラボではこのほかにも、以前に制作を手がけたエバラ食品のアドバゲームの第二弾として、エバラ食品創立50周年キャンペーン用アドバゲームの提供を行っており、これまでの同社のアドバゲームが顧客企業から好評そうな様子が伺えます。
 また同社では、コンシューマ向け製品として、地震に遭遇した際の対処を学べるシリアスゲームを今冬発売予定しているとのことで、今後の展開が期待されます。
サントリー「〜伝説の烏龍茶〜大紅袍物語ゲーム」
http://www.suntory.co.jp/softdrink/oolongtea/daikouhou/
エバラ食品創立50周年キャンペーン用アドバゲーム
http://www.ebarafoods.com/campaign/50th/

SGラボのアドバゲーム「エバラ de お料理パズル」

 もう一本、SGラボの新作のご紹介です。SGラボの企画・制作で、エバラ食品工業のホームページで同社の主力6商品を題材としたアドバゲーム「エバラ de お料理パズル」の配信が開始されました。
「エバラ de お料理パズル」
http://www.ebarafoods.com/enjoy/ebarapuzzle/
料理をテーマとしたFlashミニゲームで、同社のホームページ内で提供されている料理レシピとゲームを連動させる形で提供されています。
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SGラボ、木育教育コンテンツ「Let’s 木育研究室!」を配信開始

 SGラボ制作の木育教育コンテンツ「Let’s 木育研究室!」が財団法人日本木材総合情報センターのホームページにて提供開始されました。
「Let’s 木育研究室!」(日本木材総合情報センター)
http://www.jawic.or.jp/mokuiku/moklab/
この「Let’s 木育研究室!」は、「木育」木材の利用を通じた教育活動の普及のために、主に教職員や保護者向けに開発されたとのことです。木育をテーマとした4話シナリオで構成されたストーリー仕立てのFlashコンテンツで、ストーリーを楽しみながら木育の趣旨や知識に触れられる内容になっています。
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SGラボ、サントリーウーロン茶のアドバゲームを提供

 SGラボの新作リリース3つ目です。
 SGラボが制作したサントリーウーロン茶のアドバゲーム「ウーロン茶物語〜美味しいお茶を求めて〜」が公開されました。
 このゲームは、ウーロン茶のつくり方と愉しみ方を紹介するアドバゲームで、ゲームを通して茶葉作りの工程からお茶の淹れ方の知識に触れることができる内容になっています。
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ゲームはサントリーウーロン茶のホームページで公開されています。
サントリーウーロン茶
http://www.suntory.co.jp/softdrink/oolongtea/
 
SGラボ
http://www.sg-lab.net/

SGラボの東京都福祉保健局・事故防止学習ソフト

 SGラボの新作2本目です。
 SGラボが東京都の委託を受けて製作した、乳幼児期の事故防止学習ソフト『見つけて防ごう!子どもにとっての身近な危険』が東京都福祉保健局のホームページで公開されています。
 このソフトは、子どもの成長に合わせた4つの時期を選択して、その時期の子どもの特徴、事故の例とその対策が分かりやすく解説された内容になっています。ゲーム的な要素を活かして製作されており、部屋の中で子どもにとって危険となるアイテム探しや、子どもによく起こる事故を再現した3D動画、視点を切り替えて子どもの目線での日常の風景の体験、などの内容で構成されています。
 東京都によって、子どもを持つ保護者への事故防止啓発ツールとして使用することを目的に企画され、東京都内の保健所で、保健師などの専門職スタッフが使用するDVD版と、保護者自身が自宅で学習できるWEB版の2種類が提供されているとのことです。
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Web版は下記東京都福祉保健局ホームページで提供されており、無料で利用できます。
東京都福祉保健局
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/
SGラボ
http://www.sg-lab.net/

SGラボの子ども向け金融教育ゲーム

 三井住友銀行のホームページで、子ども向け金融教育ゲーム『わくわく!銀行たんけん隊〜ミドリさんと学ぶ銀行探検ゲーム〜』が公開されています。このゲームは、スクウェア・エニックスと学研のシリアスゲーム開発会社、SGラボの制作によるものです。
 ゲームは、三井住友銀行が開催している銀行見学会をバーチャル体験しながら、銀行の各窓口の説明や、お札の数え方、金庫の説明などの銀行に関する知識をクイズでたどっていく内容になっています。
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ゲームは三井住友銀行のホームページで提供されており、無料でプレイできます。
三井住友銀行
http://www.smbc.co.jp/
SGラボ
http://www.sg-lab.net/

大学におけるシリアスゲームの活用

IBM 学生のビジネス・スキル向上を支援するゲームを発表
:大学におけるシリアスゲームの活用を推進
IBMは、ビジネスとITの結びつきを学ぶ学生向けビデオゲームInnov8(イノベイト)を無償提供すると発表した。
テレビ・ゲーム世代に対応したスキルアップ3D教育ゲーム
http://www.japancorp.net/japan/Article.asp?Art_ID=40665&sec=53
日本の大学では、慶應義塾大学大学院、早稲田大学大学院、中央大学大学院などがすでにカリキュラムに「Innov8」を採り入れている。
企業も導入:
Apply Groupは「2012年までに、Fortune Global 500社のうち、米国、英国、ドイツの企業が先陣を切る形で、100 – 135社が学習用ゲームソフトを採用する」と予測。
全世界30以上の大学が既に、今回発表した「Innov8」をカリキュラムに採り入れている。
全世界2,000以上の大学で、IBMのWebサイトからゲームをダウンロードして教室で利用できるようになります。

http://www.ibm.com/soa/innov8

(US)