「セカンド・ライフ」に英ロイター通信社が仮想支局を開設

(MSN毎日インタラクティブ)
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/network/news/20061017org00m300066000c.html
(ロイター)
http://www.about.reuters.com/pressoffice/pressreleases/index.asp?pressid=2768
−−−−−−−−−−−−−−−−
英ロイター通信社は16日(米国時間)、多人数同時参加型オンラインゲーム「セカンド・ライフ」内にバーチャル支局を開設したと発表した。
−−−−−−−−−−−−−−−−
ロイター通信社が「セカンド・ライフ」内でバーチャル支局を開設し、さまざまなゲームの世界の中の出来事について“住民”に取材、報道するというもので、アダム・パシック記者が「アダム・ロイター」という名前で「セカンド・ライフ」内で活動するとの事。
住民は、現実社会の携帯端末に似た新機能「ロイター・ニュース・センター」を使い、現実世界とセカンド・ライフ内の最新ニュースを確認できるのだそうです。
その他にも、ニュースについての討論やビデオの閲覧などができるコミュニティーセンター「ロイター・アトリウム」のオープンなどが発表されていました。
「新たなデジタル・プラットフォームを活用し、次世代のニュースと情報を配信する戦略の一環」ということです。
このところ日本でも記事を見る事が多くなってきた「セカンド・ライフ」ですが、こういった本物の報道機関が入ることで、ますますリアルとの差がなくなってきて、ゲームをプレイして何かを体験したり学んだりという感覚よりも、「セカンド・ライフ」がリアルそのものに取って代わっていくような、新しいプラットフォームへの発展を感じさせる記事でした。
MMOGにおける壮大な実験場として見るにつけ、ここを起点として、実際のオンラインゲームへの様々なサービス、付加価値要素へと伝播していけそうで、今後の動きも楽しみです。