ケーススタディ:「セカンドライフ」を利用した多人数参加型シリアスゲーム環境の構築
Cory Ondrejka (Vice President, Product Development, Linden Labs)
非戦闘型のMMOG「セカンドライフ」を開発したリンデン・ラボ社の副社長によるスピーチ。
シリアスゲームの特徴(RPG要素のない現実世界的空間、ユーザーによるコミュニティの発達)技術的な工夫(ブロードバンドを前提としたストリーミング配信など)、現在の利用状況(2万ユーザー、ゲーム内外でのアイテム販売の経済効果200万ドル超)の話に一通り触れた後、ユーザーによってゲーム内に作られたシリアスゲーム的仕掛けが紹介された。
ビンゴゲームの派生版のようなゲームをユーザーが開発、実際にゲーム外で商品化されて売られるほどのヒットとなった。研究者による参与型研究も盛んに行なわれており、キャンパス・セカンドライフというコミュニティを提供、テキサス大オースティン校のコースがセカンドライフ内で行なわれたり、ビジネス実証研究、社会学の研究などが行なわれている。
セカンドライフに関するさらに詳しい情報:
Social Science Research Network (SSRN)
オンラインゲーム経済関連論文など
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