http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200609180018a.nwc
米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、災害対策の予算不足に悩む米国の自治体が、ゲームでハリケーンなどの自然災害やテロなど有事の対応を訓練することになったと報じた。
このゲームは、「インシデント・コマンダー」。自然災害の発生、テロリストによる攻撃、人質事件、有害物質の流出事故などを疑似的に体験し、政府の指針の枠内で予算を組み、住民への物資補給、通信線確保などの緊急対応のノウハウを学べる。
財政難で実際に訓練を実施する余裕がない中小の自治体向けにゲーム開発を行う。
ゲーム会社が政府機関などから要請を受けて開発するスタイルで、一括購入されるため、普通のゲームのように売れ行きに業績が左右される心配もなく、安定した収益が期待できる。ゲーム産業における新しいビジネスモデルとして期待されるとの声もある。
日本での政府系事例はまだ少ないが、政府系以外にもビジネスとして利益のでる仕組みができれば、インターネットやモバイルの普及などに合わせ、シリアスゲーム開発のニーズが増えてくると思われる。
関連サイト
アメリカのゲーム開発大手BreakAway社
http://www.breakawayltd.com/
3D描写によるリアルタイムガンシューティングタイプのアクションゲーム
http://www.americasarmy.com/
投稿者「admin」のアーカイブ
株式売買シミュレーションゲーム
日本シミュレーション&ゲーミング学会2006年秋季大会開催
FOOD FORCEの日本語版を開発したコナミが、
株式売買シミュレーションゲームの発売を発表しました。
コナミ NewsRelease
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コナミはマネックス証券の全面協力を得て、株価売買のシミュレーションや銘柄検索などを手軽に体験することができる『株式売買トレーナー カブトレ!』(ニンテンドーDS向けソフト)を12月14日に発売することを発表。
株式売買に関する基礎知識や取引を行うためのノウハウを習得できる。
最大の特徴はタッチペンで書いた曲線に近いチャートの企業を自動的に検索するスクリーニング機能。
収録されているデータは過去5年間の東証1部銘柄、東証マザーズ銘柄の株価データ、会社四季報(東洋経済新聞社)、株式ニュース(ドリームバイザー・ドットコム)の実データで、実際の投資分析にも役立つ内容です。
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かなり本格的な内容のようです。
昨今の脳トレ系とは違った、本格的シリアスゲームですね。
CEDEC2006にて日本のゲーム学を紹介するセッション
大学のゲーム教育・日本編
CEDEC2006にて日本のゲーム学を紹介するセッション
http://www.rbbtoday.com/news/20060901/33580.html
CEDEC2006(8月30日〜9月1日)が昭和女子大学で開催され、
開催期間中は、過去最高の1,700名の参加者がありました。
CEDECは最新のゲームテクノロジーを次のコンテンツ開発にどのように
活かしていくか、次世代の開発環境にどう対応していくかなど、
業界の急速な変化の中、新しい試みにチャレンジするデベロッパーを
サポートするものです。
海外のゲーム大学の先進事例を紹介したセッションに続き、
日本の大学のゲーム学を紹介するセッションが開催されました。
日本の先進事例
●グループとカンパニーの単位で実習訓練
東北芸術工科大学デザイン工学部
6人1チーム、あるいは16人1カンパニーで作品を制作する。
講師には、バンダイナムコゲームズのクリエーターが参加している。
●学内スペースを企業に提供し学生を参加させる
宝塚造形芸術大学
2005年にメディア・コンテンツ学部を創設。メディア工房を設置し、
教室、工房、ゲーム会社で、同じフロアを3分割する。
●デジタルハリウッド大学 専任教授 飯田氏
デジタルハリウッド大学の通年講座「ゲームプロデュース
&ディレクション」2007年度から開講予定。
現行の教育制度の枠の中でゲームクリエイターを教授陣に加え、
産学協同のカリキュラムを試みるケースが増えています。