Games for Health カンファレンスの日本動向紹介セッションの内容が、海外のシリアスゲーム情報サイトのSerious Games Sourceで取り上げられました。
GFH: The ‘Overheated’ State Of DS Learning Games In Japan(Serious Games Source)
http://www.seriousgamessource.com/item.php?story=18596
今回の藤本セッションでは、日本のゲームズ・フォー・ヘルス関連のゲーム会社各社の取り組みやニンテンドーDS市場の学習・実用系タイトルの販売状況、DSの健康関連タイトルの紹介などを行いました。ナムコと早稲田大学河合研究室のゲームの処方箋プロジェクトから「99のなみだ」の商品開発につながった話や、ナムコが長年取り組んでいるリハビリテインメントマシンの開発、SGラボの子どもの事故防止学習ソフトなど、セッションで取り上げた国内各社の取り組みについて記事で紹介されています。
今回発表内容を記事にしてもらえたのは、発表資料をきっちりまとめて公開しておいたことが大きいのかなと思います。ただ、取り上げた事例に関する翻訳は海外で知られている翻訳がないところは意訳したところが多く、タイトル名などに間違いもあるかと思います。それとセッション内での拙い説明もあいまって、事実と違う形で紹介されているところもあります(デジタルコンテンツ協会のシリアスゲームの動向調査報告書が2007年発行と紹介されてたり)。事例の内容等についてもその懸念がありますので、もし何か誤りなどあってご迷惑をおかけすることなどございましたらお詫びいたします(>ご関係者の皆さま)。
この記事のように、今回の発表を行ったことで日本のゲーム会社各社や研究機関で行われている取り組みへの海外の人々からの関心を呼び、日本のこの分野の発展に少しでも貢献できればうれしい限りです。