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日本デジタルゲーム学会2012年次大会・シリアスゲームプロジェクトシンポジウム開催のお知らせ(3/4-5)

日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)2012年次大会は、2013年3月4日(月)~5日(火)に九州大学大橋キャンパスで開催されます。デジタルゲーム研究・開発事例などの発表が予定されています。基調講演セッションとして、「デジタルゲームのこれまで、そしてこれから」と題して「ゼビウス」「ドルアーガの塔」の作者としても知られる遠藤雅伸氏をモデレーターに、レベルファイブ日野晃博氏ほかの福岡のゲーム制作会社3社の代表をパネリストに迎えたパネルディスカッションが行われます。

また、同大会と同時開催で、「シリアスゲームプロジェクトシンポジウム」も開催され、ソウル中央大学の魏晶玄氏の講演と、「これからどうなる?どうする?シリアスゲーム」と題したパネルディスカッションにシリアスゲームジャパン代表の藤本もパネリストとして登壇しますのでどうぞご参加ください。シリアスゲームシンポジウムは参加費無料です。

大会プログラム詳細、参加申込は下記の大会ウェブサイトをご参照ください。

日本デジタルゲーム学会2012年次大会ウェブサイト
https://www.digrajapan.org/conf2012/

Serious Games & Social Connect conference 発表募集(8/26-28)

今年第2回目の開催となるアジアのシリアスゲームに関する国際カンファレンス「Serious Games & Social Connect conference」が8月26日~28日にシンガポールマネジメント大学で開催されます。現在、発表者を募集しています。

このカンファレンスは、アジアのシリアスゲームAsian Federation for Serious Games と Serious Games Associationが共催しており、アジア各国を中心としたシリアスゲーム開発者、研究者が参加します。発表募集要項、参加申込方法は下記をご覧ください。

Serious Games & Social Connect conference Call for Paper:
http://www.seriousgamesconference.org/paper-submission/call-for-papers

シリアスゲームUst報告会 #05配信予定のお知らせ

直前の告知になってしまいましたが、本日12月5日19時30分より、第5回目のシリアスゲームUst報告会を行いますのでお知らせいたします。

今回は、「「脳測」ポストモータム」と題して、ウェブ上で認知症診断ができるサービス「脳測」を展開している、シグナルトークの栢孝文さんをゲストにお迎えして話題提供していただきます。また、作業療法士の小野葉月さんも特別ゲストとして、デイサービスで日夜リハビリを指導されている立場からご参加いただきます。

ホストはいつもの通り、藤本徹氏(東京大学)と、IGDA日本の小野憲史が行います。

シリアスゲームUst報告会#05 「脳測」ポストモータム
12月5日(水) 19:30-21:00
出演 小野憲史(IGDA日本)/藤本徹(東京大学)
ゲスト 栢孝文(シグナルトーク代表取締役)/小野葉月(作業療法士)
配信アドレス:
http://www.ustream.tv/channel/igda-test-1110

IGDA日本Webサイトに過去の録画配信情報を掲載していますのでご覧ください。
http://www.igda.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=896

シリアスゲームUst報告会開催のお知らせ(11月6日)

IGDA日本とCLG(Community for Learning and Games)研究会の共催で開催しているシリアスゲームUst報告会の第4回を11月6日(火)の18:30から配信します。
今回は10月18日から20日まで米ミシガン州立大学で開催された教育向けシリアスゲームの国際会議「Meaningful Play2012」の参加報告です。録画配信も実施する予定です。

シリアスゲームUst報告会#04 「Meaningful Play2012」
日時: 11月6日(火) 18:30-20:00
出演: 小野憲史(IGDA日本)/藤本徹(東京大学)
配信アドレス:
http://www.ustream.tv/channel/igda-test-1110

シリアスゲーム論ゲスト講演(第2回)開催

先日もご紹介しました東京工芸大学「シリアスゲーム論」のゲスト講演シリーズ、11日の授業では 「シリアスゲームビジネスの実際」と題して、SGラボ代表取締役社長の前田徹哉氏にお越しいただき、SGラボのシリアスゲーム事業の取り組みについてお話いただきました。
同社のシリアスゲームの考え方とビジョン、マーケティング戦略と、これまでの実績をご紹介いただきました。後半の質疑応答では学生たちの質問に応えて、シリアスゲームの企画提案のプロセスなど事業活動の様子や、シリアスゲームに事業として取り組む大変さ、楽しさについても語っていただきました。ゲーム化する強みやゲームとして企画提案する上で企画者が行うべきこと、シリアスゲームの将来性など、受講した学生たちにとってシリアスゲームを考える上で大切な知見にあふれるセッションとなりました。
今週18日はシリーズ最終回「エンターテインメントとシリアスの境界」をテーマに、先日「ゲームの教科書」を上梓された馬場保仁氏(セガ)と山本貴光氏(ゲーム作家)をお迎えしたセッションを行います。

シリアスゲームフォーラム開催のご案内(6月24日)

6月24日に第3回のシリアスゲームフォーラムを開催いたします。
今回は「シリアスゲーム導入の実践と課題」をテーマに、ビジネスシミュレーション教材を利用した研修プログラムを提供されているアントルビーンズ代表取締役社長の彌島康朗氏をスピーカーにお迎えして、シリアスゲーム導入に関する話題をご提供いただき、参加者の皆さんとディスカッションを行います。詳しくは下記開催概要をご参照ください。
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第3回 シリアスゲームフォーラム
テーマ:「シリアスゲーム導入の実践と課題」
趣旨:
 ビジネスシミュレーションソフトを教材としてディスカッションを進める研修プログラムの実践事例を報告します。企業内研修や大学講座での受講生の反応などを、アンケート結果から推測される意識の変化、感想などとあわせて報告します。
 プログラムはグループディスカッションとシミュレーションを組み合わせることで「習得した知識の活用スキル向上」と「ロジカル思考の醸成」を目指します。
 ”情報活用” “合意形成” “意思決定” をキーワードに取り組んでいますが、課題も多いと感じています。 上記を題材に、参加者の皆様のご意見を頂戴し、議論を深めていく場にできれば幸いです。
スピーカー:(株)アントルビーンズ 代表取締役社長 彌島康朗 氏
日時: 2009年6月24日(水)18:30~21:00 (開場 18:00)
場所: スリーロック(株) 4Fセミナールーム(小田急線・千代田線 代々木上原駅前) 
定員: 15名(先着順  定員に達し次第締め切ります)
会費: 2000円(学生:1000円) ※当日会場にてお支払いください
主催: スリーロック株式会社 
協力: シリアスゲームジャパン
アクセス方法等詳細(PDFファイル):
http://www.3rockconsulting.com/annai/annai/2009/3seriousgame.pdf

参加お申し込みは下記のフォームよりお願いいたします:
https://fs222.formasp.jp/c637/form2/


シリアスゲームフォーラムのご案内(4/22)

 来週4月22日に「仮想世界における新しい学習プラットフォーム」をテーマに、第2回のシリアスゲームフォーラムを開催します。

 セカンドライフをはじめ、仮想世界プラットフォームがここ数年でずいぶん出てきており、学習用途で利用される例も数多くあります。今回はゲストスピーカーのPaul Cohen氏にそれらの仮想世界の最近の事例などの話題を提供していただいて、このテーマの議論を深めたいと思います。

 もう数席空いているようですので、このテーマにご関心をお持ちの方はどうぞご参加ください。

日時: 2009年4月22日(水)18:00-20:30
場所: スリーロック4Fセミナールーム(小田急線・千代田線代々木上原駅前)
会費: 2000円(学生:1000円) ※当日会場にてお支払いください
定員: 15名(先着順定員に達し次第締め切ります)
主催: スリーロック株式会社、シリアスゲームジャパン

ゲストスピーカー: Paul Cohen氏(SonicViz代表)
「Virtual World-仮想世界における新しい学習プラットフォーム(仮題)」
※講演は英語で、逐次通訳を入れて行います。
詳細は下記PDFをご覧下さい。
http://www.3rockconsulting.com/annai/annai/2009/2seriousgameJP.pdf

参加申し込みはこちらです。
https://fs222.formasp.jp/c637/form2/

 

Virtual Heroesのホテル従業員トレーニングゲームとHIV予防ゲーム

米国ノースカロライナ州を拠点とするシリアスゲーム開発会社、Virtual Heroes が最近リリースした2つの新作シリアスゲームをご紹介します。

まず、以前にもご紹介したヒルトングループのホテルチェーン、Hilton Garden Innの従業員教育のためのシリアスゲーム「Ultimate Team Play for PSP」が全米の450ヶ所の同ホテルに導入され、研修の一環として利用され始めたとのことです。このゲームは、このタイプの教育用ゲームとしてはPSP用に開発された最初の製品で、Hilton Garden Innでは今年1000台のPSPを購入して各ホテルに設置して利用するそうです。

ゲームではエンジニア、ハウスキーパー、飲食部門、フロントデスクのシナリオから選んで、それぞれの業務や顧客とのコミュニケーションのスキルを学ぶ内容になっています。この取り組みは米国のホテル業界でも注目されているようで、あちこちのメディアで取り上げられています。

二つ目は、ケニアの若年層向けのエイズ予防啓発シリアスゲーム「Pamoja Mtaani」です。
このゲームは、ワーナーブラザーズがPEPFAR (President’s Emergency Plan for AIDS Relief)と共同で製作したもので、ゲームの開発をVirtual Heroesが担当しています。PC用のマルチプレイヤーゲームで、5人のキャラクターが登場するシナリオに出てくるミッションやミニゲームに取り組みながら、エイズの予防知識を学べる内容になっているとのことです。

ワーナーのプロモーションサイトで公開されているデモビデオからもわかるように、かなりヴィジュアル的にも手のかかった大掛かりなゲームとなっているようです。昨年12月にナイロビ他のケニアの都市で試験導入が開始され、6月以降他の都市へ広げていくとのことです。

なお、以前ご紹介したように、Virtual Heroesでは、コナミ、EAで活躍して同社へ移籍した佐藤隆善氏がアートディレクターとして活動しています。次はどのような作品を手がけていかれるのか楽しみなところです。

過去の関連記事:
「サイレントヒル」のTakayoshi Sato氏、シリアスゲームについて語る
GameSpotにVirtual Heroes CEO インタビュー掲載

Ultimate Team Play for PSP関連リンク:
http://seriousgamessource.net/item.php?story=17142
http://www.austin360.com/blogs/content/shared-gen/blogs/austin/digitalsavant/entries/2009/01/14/hilton_garden_i.html
http://www.bizjournals.com/austin/stories/2009/01/19/story9.html
http://www.businesswire.com/portal/site/google/?ndmViewId=news_view&newsId=20090114005426&newsLang=en
http://www.hospitalitynet.org/news/154000320/4034599.search?query=hilton+virtual+heroes+2009

“Pamoja Mtaani” 関連リンク:
http://hivfreegeneration.warnerbros.com/
http://www.voanews.com/english/2009-03-03-voa49.cfm?rss=africa

http://weblogs.variety.com/the_cut_scene/2008/12/warner-bros-lau.html
http://www.shacknews.com/onearticle.x/56237

シリアスゲームの教師用ガイド

 学校の授業でゲームを利用する場合、重要なのはそのゲームを使って教える教師への支援です。その支援の手段の一つとして、教師用ガイドの提供がよく行われています。日本では国連世界食糧計画(WFP)が開発し、無料ダウンロード配布されている人道援助ゲーム「フードフォース」の教師用ガイドが提供されています。また、「シムシティDS」を利用した授業を行うためのコラボレーションキットも制作されたそうです。
人道援助ゲーム「フードフォース」教師用ガイド、配布中
http://www.wfp.or.jp/activities/story_detail.php?seq=34
[よのなか]科と『シムシティ DS』コラボレーションキット 20校に提供
http://www.simcity.jp/ds/pc/06_special_topics03.html
なお、英語版の学校教育・子ども向けゲームにおいても、同様の取り組みが以前から行われています。
動物園経営シミュレーションゲーム「Zoo Tycoon2」の教師用ガイド(英語・PDF)
http://www.ymiteacher.com/pdf/ZooTycoon.pdf
学校教育用歴史シミュレーションゲーム「メイキング・ヒストリー」教師支援サイト(英語)
http://www.making-history.com/edu/content_packs/calm/curriculum.php
ディズニーの子ども向け起業教育ゲーム「ホットショットビジネス」(英語、右上のTeacher’s Guideをクリック)
http://spapps.go.com/hsb4/landing/