元コナミのCGデザイナーとして「サイレントヒル」を手がけ、その後EAを経て現在はシリアスゲーム開発会社のVirtual Heroesで活動している佐藤隆善氏が、Tales of Tales のインタビュー記事の中でこれまでのデザイン活動について語り、シリアスゲームについてもコメントしています。
Tales of Tales Interview with Takayoshi Sato (イントロ)
Tales of Tales Interview with Takayoshi Sato (本文)
記事の中で佐藤氏は、ゲームが同じようなものばかりになって、デザイナーは同じようなゲームにきれいなビジュアルを付け替えるだけのような役割になりつつあると感じる中でシリアスゲームと出会い、「シリアスゲームはまだ生まれたばかりなので、将来の可能性を求めるのにとてもよい場所だと思いました」とシリアスゲーム開発に活動のフィールドを移した経緯を語っています。そしてこれまでにコナミやEAで関ってきた大規模ゲーム開発とは異なる、小規模予算で求められる成果も異なるシリアスゲーム開発のプロジェクトで、アートディレクターの役割とともに自らアートワークを手がける機会を楽しんでいるそうです。
佐藤氏の個人ウェブサイトで、佐藤氏がVirtual Heroesで最近手がけたアートワークが紹介されています。同社の医療教育シミュレーションやヒルトン・ガーデン・インの従業員教育シミュレーションのアートワークなど、同社製品のビジュアル面のクオリティを高めるのに佐藤氏が活躍している様子が伺えます。
Sato| Works.com
http://www.satoworks.com/
Virtual Heroesで手がけた作品紹介
http://www.satoworks.com/after2005.html