今月のシリアスゲーム関連イベント

今年も残りわずかとなりましたが、年内に2つのシリアスゲーム関連イベントが開催されますのでご紹介します。

まず一つ目は、12月16日に福岡市・九州大学芸術工学研究院の主催で「シリアスゲームセミナー」が開催されます。代表藤本が最近の海外のシリアスゲームの動向について講演し、九州大学のシリアスゲームプロジェクトの取り組みの紹介、シリアスゲームのビジネスモデルについてのラウンドテーブルが行われます。すでに満席のようですが、また後日、セミナーの模様などご紹介します。

二つ目は、12月19日、20日に芝浦工業大学芝浦キャンパスで開催される、日本デジタルゲーム学会の年次大会です。以下のようなシリアスゲーム関連の研究発表が行われます。

シリアスゲームを題材としたゲーム開発者教育の取り組み (藤本徹)
学校教育におけるテレビゲームの活用に関する実践的研究(塩田真吾)
環境問題をテーマとしたシリアスゲームの効果測定(財津康輔)

この他にも、立命館大学のサイトウアキヒロ教授のカーナビ開発へのゲームニクスの応用に関する発表など、シリアスゲーム研究に関連した発表が行われます。学会員以外の一般参加も大歓迎です。また、大会に合わせて発刊される学会誌「デジタルゲーム学研究」最新号は「シリアスゲーム研究」特集号ですし、今後も当学会ではシリアスゲーム研究を盛り上げていきますので、ぜひこの機に入会もご検討ください。

開催概要詳細、参加申込は下記学会サイトをご参照ください:
http://www.digrajapan.org/modules/tinyd3/