先日ご紹介しました、財団法人デジタルコンテンツ協会の実施した「シリアスゲームの現状調査」の調査報告書が同協会のウェブサイトで公開されました。下記のページからどなたでもPDFファイルの報告書をダウンロードできます。
「シリアスゲームの現状調査報告書」(財団法人デジタルコンテンツ協会)
http://www.dcaj.org/report/
報告書の内容は、シリアスゲームの概念や定義の解説、日本のシリアスゲームの動向として、東京大学の研究プロジェクト、DS StyleやSGラボの事例、ニンテンドーDSの教育利用などの国内の取り組み、ゲームの処方箋プロジェクト、Wii Fit、DiGRA2007の模様などが紹介されています。
また、欧米におけるシリアスゲームの動向として、シリアスゲームサミットGDC、シリアスゲームセッションズ・ヨーロッパの模様、コベントリー大学Serious Games Instituteの取り組み、米国と欧州のシリアスゲームのそれぞれの特徴の分析などがまとめられています。
この他にも、e-sportsビジネスの国内外の現状、陰山英男氏、川島隆太氏などの有識者へのシリアスゲームに関するインタビューなども収録されており、とても読み応えのある内容です。