米国のゲーム情報サイト1up.comに、“You can’t be serious!: five famous game designers rehabilitate the world’s most most boring games”(冗談でしょ!五人の有名ゲームデザイナーが世界で最も退屈なゲームを修復)という記事が掲載されましたのでご紹介します。Virtual U、Virtual Leaderなどの5つのシリアスゲームを、エンターテイメントゲームとして作り変えるとしたらどんなデザインにするか、五人の実績あるゲームデザイナーたちが提案するという内容です。
ゲームのデザイン上の問題点を指摘したり、ゲームの質を上げるためのアイデアを出すというよりは、それらのゲームをシリアスでなくするためのアイデアを適当に出すにとどまっています。本家のシリアスゲームMLでは、「ジョークとしては面白いけど、意味はない」「シリアスゲームバッシングしたい人がいるのでは」「オレらもヘイローとかGTAをシリアスゲームとしてデザインしたらどうなるかやってみたら面白いんじゃない?」といった議論がなされていました。
北米ではシリアスゲームも、一般ゲームサイトで取り上げられてネタにされるだけの認知を得てきたということでしょう。