カテゴリー別アーカイブ: Gamification

TGSフォーラム2012ゲーミフィケーションセッション(9月21日)

9月20~23日に幕張メッセで開催される東京ゲームショウと同時開催の「TGSフォーラム2012」で、「ゲーミフィケーションが切り開くゲームの新しい可能性(仮)」と題したゲーミフィケーションに関するセッションが9月21日に開催されます。シリアスゲームジャパン代表の藤本が講演とパネルディスカッションで登壇します。参加申込・お問い合わせは下記を主催者ウェブサイトをご参照ください。

以下、主催者ウェブサイトより転載
http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2012/business/forum_special.html#s3d

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9月21日(金)TGSフォーラム2012
ゲーミフィケーションセッション
ゲーミフィケーションが切り開くゲームの新しい可能性(仮)

最近、クローズアップされてきたキーワード「ゲーミフィケーション」。ゲームが持つさまざまな機能や要素を分解し、それを企業活動やマーケティング、製品開発などに生かそうという取り組みが進みつつある。そして、この概念を実現できる人材や企業へのニーズも高まっている。ゲームのどのような要素に着目して、どのように役立てられるのか、といった視点で、ゲーム業界関係者向けにゲーミフィケーションの基礎から応用、最新事例などを交えながら、その全貌を解説する。

藤本 徹氏
東京大学 大学院 情報学環 特任助教
佐藤 潤氏
博報堂 エンゲージメントビジネスユニット テクノロジー推進部 マネジメントプラナー
澤田 典宏 氏
グリー メディア事業本部 Japan第2スタジオ 第2事業グループ 第1チーム

モデレータ : 日経BP社 日経トレンディ 副編集長 降旗 淳平

ゲーミフィケーションカンファレンス2012(6月28日)

6月28日には「ゲーミフィケーションカンファレンス2012」で、「ゲーム研究的な視点から見たゲーミフィケーション(仮)」と題したセッションで、シリアスゲームジャパン代表の藤本がパネリストとして登壇します。海外からのスピーカーも多く招聘されており(同時通訳付)、ゲーミフィケーションにおける最新動向や各種事例をキャッチアップするために適したプログラムが予定されています。

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「ゲーミフィケーションカンファレンス2012」
日時: 2012年6月28日(木)10:30~19:00(開場10:00)
定員: 250名
会場: ヤフー株式会社セミナールーム(東京ミッドタウン)
費用: 25,000円(税込)
主催: ゲーミフィケーションカンファレンス運営委員会

プログラムの詳細・参加申込は、カンファレンス公式ウェブサイトをご参照ください。
http://gconference.jp/

DiGRA Japan年次大会でのゲーミフィケーションセッション

今月、2月25日(土)、26(日)に、日本デジタルゲーム学会2011年度年次大会が立命館大学衣笠キャンパスで開催されます。

デジタルゲーム研究に関する研究発表や講演などの各種セッションが多数企画されており、26日午後には「ゲーミフィケーション」関連のセッションが行われます。

まず、26日13時から、特別公開シンポジウム「ゲーミフィケーションとは何か」が開催されます。日本デジタルゲーム学会会長の細井浩一教授をモデレータに、パネリストとして、「ゲーミフィケーション」著者の井上明人氏(国際大学GLOCOM助教)、「ソーシャルゲームはなぜハマるのか」著者の深田浩嗣氏(株式会社ゆめみ代表取締役)、「幸せな未来はゲームが創る」共訳者としてシリアスゲームジャパン代表の藤本が参加します。

シンポジウムに引き続いて、一般発表の「ゲーミフィケーショントラック」で、次の6本の発表が行われます。

14:40-16:10 ゲーミフィケーション(1)
「ゲーム要素を用いた教材開発と学校での実践事例」
大森雅之,片岡宏隆,木谷紀子(ベネッセコーポレーション),八重樫文(立命館大学経営学部),サイトウ・アキヒロ,細井浩一(立命館大学ゲーム研究センター(RCGS))

「大学教育における「クエスト型授業」の開発と実践」
藤本徹(東京大学大学院情報学環)

「教育×ゲーミフィケーションで「続けたくなる勉強」に!」
古野了大(ベネッセコーポレーション)

16:10-17:50 ゲーミフィケーション(2)
「ウォーゲーミングの政治的活用-デジタル化による新領域開拓の実態-」
蔵原大(世界史研究会運営委員

「ゲームインターフェースで解く受験数学へのアプローチ」
市川貴晃,柴田進介,大石勇輝,黒田拓也,山口龍馬,大山慎司,野元雄太,宮澤篤(東京工芸大学芸術学部ゲーム学科)

「ゲームジャンルが題材に与える心理的効果に関する検討-歴史を題材としたゲームを用いて-」
福山佑樹(早稲田大学人間科学研究科)渡辺貴大(早稲田大学人間科学部),森田裕介(早稲田大学人間科学学術院)

特別シンポジウムのみの参加は無料ですが、事前登録が必要です。会場の席数の制限があるのでご希望の方はお早めにお申し込みください。

参加費や参加方法等の詳細は、下記DiGRA Japanウェブサイトをご参照ください。
https://www.digrajapan.org/modules/news/article.php?storyid=376

ゲーミフィケーションに関するリソース集

 ここ最近、マーケティングやWebサービス分野を中心に、ゲーミフィケーション(Gamification)というバズワードが米国で広がっており、毎日のようにブログ等で言及されて普及が進んでいます。ゲーミフィケーションは直訳すれば「ゲーム化」、ゲームデザインの発想を取り入れて、ユーザーの参加度を高める活動全般を指しています。

 欧米のシリアスゲームのコミュニティでも話題にあがっているのをよく見かけるようになり、次回のシリアスゲームサミットでもゲーミフィケーションをテーマにセッションを組む準備を進めているようです。シリアスゲームはデジタルゲームのメディアの枠内で議論されていましたが、このゲーミフィケーションはゲームデザインの他のメディアの開発やサービス活動への応用であり、ゲーム概念の拡張とも捉えられます。

 ゲーミフィケーションのデザイン手法として紹介されているテクニックは、個別には「ポイント制」や「ランクアップ」、「個人アバター」などすでによく用いられているものが目立ちますが、「達成感の演出」や「進捗状況の可視化」、「チャレンジの連鎖」、「他者との競争・連携」など、さらにゲームデザインの枠組みで捉え直すことで、より効果の高いサービス開発を目指すところに焦点があるようです。個別のメカニクスやデザインテクニックの解説は Gamification.orgのWiki に掲載されています。

 日本語で読める記事は今のところわずかですが、少しずつ出てきています。4Gamerの奥谷海人さんの記事で丁寧に解説されていますし、他にも以下のような記事で紹介されています。

奥谷海人のAccess Accepted / 第284回:ゲームが社会の一部として活用される時代(4Gamer)
http://www.4gamer.net/games/036/G003691/20101122020/

Gamification:なぜいまゲーム化なのか(Social Media Experience)
http://socialmediaexperience.jp/1596

オンラインゲームが”単なる”ゲームでなくなるとき(Venture Now)
http://www.venturenow.jp/column/ogawa/20101206009039.html

 ゲーミフィケーションについてさらに理解するためにまず手始めにあたってみる資料としては、以下の講演動画をご覧になるのがよいでしょう。まず、TEDでのジェーン・マゴニガル、DICE2010でのカーネギーメロン大学のJesse Schell、Google Tech Talkでの「Game-Based Marketing」の著者、Gabe Zichermannの講演は、それぞれゲーミフィケーションの考え方を分かりやすく解説しています。この他にも前述の Gamification.orgのWiki で紹介されています。

ジェーン・マゴニガル 「ゲームで築くより良い世界」(日本語字幕付き)

Jesse Schell @ DICE2010 (Part 1~3)

Gabe Zichermann
Fun is the Future: Mastering Gamification

書籍も関連書はこれから何冊か出てくる様子なので、とりあえず上記の著者による3冊をご紹介しておきます。

Reality Is Broken: Why Games Make Us Better and How They Can Change the World

The Art of Game Design: A book of lenses

Game-Based Marketing: Inspire Customer Loyalty Through Rewards, Challenges, and Contests