DiGRA Japan年次大会でのゲーミフィケーションセッション

今月、2月25日(土)、26(日)に、日本デジタルゲーム学会2011年度年次大会が立命館大学衣笠キャンパスで開催されます。

デジタルゲーム研究に関する研究発表や講演などの各種セッションが多数企画されており、26日午後には「ゲーミフィケーション」関連のセッションが行われます。

まず、26日13時から、特別公開シンポジウム「ゲーミフィケーションとは何か」が開催されます。日本デジタルゲーム学会会長の細井浩一教授をモデレータに、パネリストとして、「ゲーミフィケーション」著者の井上明人氏(国際大学GLOCOM助教)、「ソーシャルゲームはなぜハマるのか」著者の深田浩嗣氏(株式会社ゆめみ代表取締役)、「幸せな未来はゲームが創る」共訳者としてシリアスゲームジャパン代表の藤本が参加します。

シンポジウムに引き続いて、一般発表の「ゲーミフィケーショントラック」で、次の6本の発表が行われます。

14:40-16:10 ゲーミフィケーション(1)
「ゲーム要素を用いた教材開発と学校での実践事例」
大森雅之,片岡宏隆,木谷紀子(ベネッセコーポレーション),八重樫文(立命館大学経営学部),サイトウ・アキヒロ,細井浩一(立命館大学ゲーム研究センター(RCGS))

「大学教育における「クエスト型授業」の開発と実践」
藤本徹(東京大学大学院情報学環)

「教育×ゲーミフィケーションで「続けたくなる勉強」に!」
古野了大(ベネッセコーポレーション)

16:10-17:50 ゲーミフィケーション(2)
「ウォーゲーミングの政治的活用-デジタル化による新領域開拓の実態-」
蔵原大(世界史研究会運営委員

「ゲームインターフェースで解く受験数学へのアプローチ」
市川貴晃,柴田進介,大石勇輝,黒田拓也,山口龍馬,大山慎司,野元雄太,宮澤篤(東京工芸大学芸術学部ゲーム学科)

「ゲームジャンルが題材に与える心理的効果に関する検討-歴史を題材としたゲームを用いて-」
福山佑樹(早稲田大学人間科学研究科)渡辺貴大(早稲田大学人間科学部),森田裕介(早稲田大学人間科学学術院)

特別シンポジウムのみの参加は無料ですが、事前登録が必要です。会場の席数の制限があるのでご希望の方はお早めにお申し込みください。

参加費や参加方法等の詳細は、下記DiGRA Japanウェブサイトをご参照ください。
https://www.digrajapan.org/modules/news/article.php?storyid=376