米マイクロソフトとニューヨーク市立大ほかによるデジタルゲーム学習研究コンソーシアム

 だいぶ海外ニュース紹介が遅れ気味なので、これからしばらく少し古いものも含めてキャッチアップしていきたいと思います。
 さっそくこれはちょっと古めで10月に報じられたニュースですが、米マイクロソフトリサーチとニューヨーク市立大をはじめとする研究機関によって、デジタルゲーム学習の研究コンソーシアム、Games for Learning Institute (G4LI),が設立されました。
 このコンソーシアムは、マイクロソフトリサーチが150万ドル(約1億5000万円)を出資し、ニューヨーク市ほかの参加主体の出資も合わせて合計300万ドル(約3億円)規模の予算が当初3年分の活動のために提供され、中学の数学と科学カリキュラムの学習に寄与するデジタルゲームの研究を推進するというものです。
 これらの科目でデジタルゲームを利用した際の学習効果の評価を中心に、ゲームのどのような要素がなぜ学習に有効なのかをより深く理解を得るための研究を行っていくとのことです。
 コンソーシアムにはニューヨーク市立大のほか、コロンビア大、ダートマス大、ロチェスター工科大学ほかの各大学が参加しています。
ソース:
Microsoft Research, NYU Announce Games For Learning Institute (SeriousGamesSource)
Microsoft Research, NYU and Consortium of University Partners Create First Scientific-Based Game Research Alliance to Transform Learning(米マイクロソフトのプレスリリース)