「ゲーム業界の敵」、弁護士資格剥奪される

 大手ゲーム会社を片っ端から訴えるなど、アンチ暴力ゲーム運動の先頭に立って活動していた弁護士、ジャック・トンプソン(Jack Thompson)氏に対し、9月25日、フロリダ州最高裁より同氏の弁護士資格の永久剥奪と罰金約4万3000ドルの支払いの命令が下されました。
 トンプソン弁護士は、「グランド・セフト・オート」をはじめとする暴力描写を含むゲームを発売するパブリッシャー各社を訴えるなど、ゲーム業界の敵として知られていますが、このほかにもラップ音楽などさまざまなターゲットを見つけては訴えたり、果てはフロリダ州の裁判所や弁護士協会を訴えるなど、不適切な活動や問題行動が続いてきた結果の今回の措置となったようです。
 さっそくこのニュースを取り上げた各ゲーム情報サイトではゲームファンから多くの喜びや同情のコメントが寄せられて話題になっています(ソース:Wikinews)。